フジテレビ問題の時系列まとめ

タレントの中居正広さんの性加害にフジテレビ社員が関与したとされる問題について、フジテレビの対応は非常に遅く、その結果多くのCMの差し替えや番組終了の動きが加速している。中居氏のやったことやフジテレビ社員の関与については第三者委員会の調査・報告に任せるとして、ここではフジテレビの対応の時系列をまとめていく。

時系列 随時更新予定

2023年6月 中居氏と女性との間で重大トラブル。フジテレビ社員が関わっているとされている。

2024年12月19日 「女性セブン」で中居氏の女性トラブルが報じられる。

2024年12月25日 「週刊文春」で中居氏の女性トラブルが報じられる。

2024年12月27日 フジテレビが公式サイトで関与を否定した。フジテレビ公式サイト

2025年1月9日 中居氏が自身の事務所のサイトで謝罪文を掲載。謝罪文(外部サイトPDFにリンク)

2025年1月14日 米投資ファンド ダルトン・インベストメンツがフジテレビに第三者委員会の設置と調査を要求。

2025年1月17日 フジテレビが定例会見を実施。

2025年1月21日 ダルトン・インベストメンツが定例会見を批判。オープンな形式の会見を再度要求。

2025年1月23日 臨時取締役会を実施。独立した第三者委員会を設置することと、1月27日にオープンな形式の記者会見を開くことを決定。同日、中居氏が芸能活動引退を発表。

2025年1月27日 フジテレビ 1月17日の”やり直し会見”を実施。会長・社長が辞任。労働組合等から要望されていた日枝久代表の出席は実現せず。

2025年2月27日 日枝久氏が経営諮問委の委員を辞任。

フジテレビの初期対応も悪く、その後の対応も大株主に言われてから動き出す始末。
1回目の会見も酷い形式で、火に油を注ぐ形となった。
対応は何もかも遅く、前例がないスポンサー離れが続いている。

2024年12月27日 フジテレビが公式サイトのお知らせ

フジテレビ公式サイトのお知らせは1月22日時点でも確認できた。

企業情報 – フジテレビ

2025年1月17日 フジテレビ定例会見

1月17日の会見は毎月フジテレビが実施している定例会見を前倒しする形で行われた。毎月の定例会見はテレビカメラが入らない形式であったため、今回の会見もその形になったが、今回の問題を扱う上では不適切であったと言わざるを得ない。以下の点が批判されている。

  • 映像撮影は認められない。
  • 質問ができるのはラジオ・テレビ記者会に加盟する新聞社、通信社、スポーツ紙のみ。
  • NHKや在京キー局は質問できない。
  • 週刊誌、ネットメディア、フリーランスの記者は会見場に入ることができない。

極めて閉鎖的であり、大株主だけでなく多くの視聴者やSNSユーザから批判を浴びた。

2025年1月23日 フジテレビ臨時取締役会

株式会社フジテレビジョンと株式会社フジ・メディア・ホールディングスが臨時の取締役会を実施し、第三者委員会の設置を決定した。 ニュースリリース

第三者委員会は日本弁護士連合会が策定した「企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン」に準拠するものであり、第三者委員会は2025年3月末を目途に調査報告書を提出する予定。提出され次第、フジ・メディア・ホールディングスは速やかに内容を公表する。

2025年1月27日にオープンな形式の記者会見を開くことを発表。

2025年1月27日 やり直し会見

1月17日の会見で批判を受けていた「映像撮影の制限」「入場できる記者の制限」「質問の制限」は取り払われ、中継に関しては10分のディレイがあるもののオープンな形での記者会見が実現した。

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